電源ユニットの選び方
電源ユニットは、どんなにハイスペックな自作PCを作ったとしても、電源ユニットがなければ、動きません。
動かしてこそ初めて「あぁ、ハイスペックパソコンは素敵だ!」と感じられるわけです。
それぐらいに需要な電源ユニットの選び方を私目線でお届けしていきます。
電源ユニットを容量で選ぶ
電源ユニットは、どんな基準を持って選べばいいのか。
定番と言えば「電源容量で選ぶ」ではないでしょうか。
自分のパソコンパーツ全体の合計消費電力に合わせて電源を選ぶ。
これが、一番効率的だと思います。
私は、そんな感じで選びました。
では、どうやって自作パソコン3号機に使ったパーツから消費電力を計算したのか?
そこが問題でした。
CPUやグラボなどは、ある程度知ることはできますが、そのほかのパーツってイマイチわかんなかったですよね。
そんな時に役に立つのが、電源容量を計算してくれるサイトだったりします。
大まかな計算でしょうけど、使用しているパーツを選択するだけで必要な電源容量を計算してくれます。
PCパーツで有名な『coolermaster』の電源容量を計算してくれるサイトがありますので、こちらからアクセスしてみてください。
このサイトで計算してみると、自作パソコン3号機『スペックアップVer.2.0』の場合だと、推奨PSUワット数は『488W』となります。
ですので、本来であれば650wもあれば十分だったのかもしれません。
でも、いま使っている電源は「玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS Silver 750W ATX電源 KRPW-AK750W/88+ 」になります。
750w電源ですね。
「電源の選び方としてこれは正しいの?」となるかもです。
でも、「スペックアップVer.1.0」の時点では、CPUとグラボが違います。
スペックアップVer.1.0のCPUとグラボは
Core 2 Duo E8400
GeForce GTX295
を使用していて、特にグラボが電気喰らいだったので大きな電源が必要でした。
その時の、電源容量測定サイトで出た結果がこちらになります。
600w超えちゃってるので、電源に750wのものを選びました。
スペックアップVer.2.0まで考えると、グラボの消費電力は下がりますし、CPUの消費電力が多少上がったとしても、750w電源を積んでおけば問題ないだろうと考えたわけです。
よく言われるのは、「電源容量の50〜70%」が理想らしいので、今回の場合だと「488wに対して750w」は70%弱といったところなので、まぁよしとしてください。
電源ユニットの大きさで選ぶ
もう一つの選び方として、どうしても外せないのが「大きさ」になりますね。
「ATX」や「Micro ATX」といった具合に電源ユニットにも様々な形状がありますので、お持ちのケースによっても電源ユニットを選ぶ際に大切な要素になります。
小さくておしゃれなケースをお持ちであれば、大きなATX電源は搭載できないでしょう。
ですので、「Micro ATX」という感じになってきます。
私の様にミドルケースぐらいじゃないと満足できない場合は、Micro ATXも含めて電源ユニットを選ぶ際の制限も比較的広くなります。
また、同じミドルケースでも5インチベイなど、ケースの構造によっては着けることが出来ない場合もありますので、購入したいと思う電源ユニットの大きさ(寸法)は事前に確認しておくようにしましょうね。
電源ユニットを選ぶ時中古か新品か
電源を中古と新品。
そちらにするかも、悩ましいところでしょう。
もしも、余裕がないのであれば中古一択で問題ないと思ってます。
壊れようが何が起きようが、自己責任となりますので、金銭的に余裕がないのであれば仕方ありません。
それに、「動作確認」がされているような中古電源なら、ほぼ動くと思っていいんじゃないでしょうかね。
不動品で返品が効くなら、返品すればいいですし。
また、ジャンク品として売りにだすか、修理して勉強してみるとかね。
そんなわけで、自作パソコン3号機の電源は中古の電源(750w電源は新品)となっています。
「玄人志向だから大丈夫でしょ」と思ってます。
これは勝手な思い込みです。
でも、どちらがいいのか?ってことになると、新品。
パソコンのエンジンみたいなものですから、不安が残るまま購入する中古より新品を購入するほうが精神的にもいいですし、購入した中古が動作不良or不動(いわゆるジャンク品)だった場合を考えたら、結果的に経済的になるでしょう。
ここまでが、私が電源ユニットを選らんだ経緯ですけども。
実際は、他にもいろいろな要素が絡まってたりしますw
そのあたりは、動画も含めて参考にしたものを自由研究みたいな形にしていますので、こちらも参考にしてくださいね。
電源ユニットの選び方まとめ
電源を選ぶ際の基準としては「電源容量の測定」をして、見合った電源を選ぶのが一番選びやすいのではないでしょうか。
使用パーツを選択すれば、必要な電源容量を教えてくれる便利なサイトもあるので、電源ユニットを選ぶ際の参考になりますね。