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モニターを選ぶ時のチェック項目

ゲーミングモニターが欲しくて、モニターについていろいろと調べてみたんですけど、深く追求すると、頭が「バンッ!」ってなりそうだったので、とりあえず、必要だと感じたところだけを、しっかり把握しようと思いました。

 

同じように、ゲーミングでもそうでなくても、モニター選びでお悩みなら、参考になるかもです。

 

 

フレームレートとリフレッシュレート

 

フレームレートは、FPS
リフレッシュレートは、Hz

 

↑どちらも、1秒間に何枚の絵を表示できるかという値で、パラパラ漫画を想像するとわかりやすいと思います。

 

例えば、60FPSや60Hzという値であれば、1秒間に60枚の絵を表示することが出来る性能って感じです。

 

また、120FPS、120Hzという値の場合は、1秒間に120枚の絵を表示することができるという具合。

 

どちらが、性能が高いのかはわかりますよね。

 

ですので、数値が高いほど滑らかな映像を映し出すことができるという事になります。

 

でも、FPSもHzも、「1秒間に何枚の絵が表示されるのか」なのに、何故単位が違うのでしょう。

 

これは、FPSがパソコンで、Hzはモニターに使用する値となっているためです。

 

FPS(フレームレート)

 

パソコンがモニター「に」1秒間に何枚の絵を出力できる力があるのか?って事で、使用しているパソコンの性能によって変わってきます。

 

私の自作PC3号機で、グラボをGTX260→GTX295→GTX760と変えていきましたが、その都度FPSが上がっていっています。

 

これは、パソコン自体のゲームを動かすのに必要なパワーが上がっているということで、その分、1秒間に出力できる絵の枚数が増えていったということになります。

 

このフレームレートの値を高くするには、グラボを性能の高いものに交換するのが、手っ取り早い方法になります。

 

もちろん、同じグラボでも、CPUなどその他のPCパーツによっても値は変わってきます。

 

モニターで解説している際の、FPSは「フレーム・パー・セコンド」の略で、FPSゲームは「ファースト・パーソン・シューター」の略になります。

 

ややこしいですね…。

 

 

 

Hz(リフレッシュレート)

 

モニター「が」1秒間に何枚の絵を出力できるかを表す値になります。

 

パソコンからの情報を、どれだけ正確に表示することができるのかという性能を意味しています。

 

ですので、Hz(リフレッシュレート)が高いモニターほど、ゲームや動画を滑らかに表示できる性能が高いモニターという事になりますね。

 

通常のモニターであれば、60Hzになります。

 

例えば、FPSが60FPSとして、モニターが60Hzとしましょう。

 

この場合は、パソコンからモニターに「1秒間に60の絵を表示して」という情報を送り、60Hzのモニターが正確に「1秒間に60枚の絵」を表示させることが可能になります。

 

また、60FPSのパソコンで、144Hzのモニターを使用していたとしましょう。

 

この場合も、モニターには問題なく「1秒間に60枚の絵」は表示できますが、せっかく「1秒間に144枚の絵」を表示できる性能があるのに、性能を発揮できません。

 

所謂「宝の持つぐされ」という事になりかねません。

 

逆に、100FPSを出せるパソコンを持っていたとしても、60Hzのモニターを使っているのであれば、モニターは「1秒間に60枚の絵」しか表示する性能がありません。

 

ですので、今度はパソコンの性能が高くてもモニターでは、その性能を見ることができないということになります。

 

私は、敏感にわかるわけではないのですが、「PUBG」などのFPSゲームをされている方には、シビアな問題になる事があるようです。

 

できるだけ、FPSとHzは合わせるようにして、「どちらか」となるのであれば、モニターに余裕を持たせておいて、後からパソコンのスペックアップを考えるようにした方がいいのではないでしょうか。

 

ま、どちらにしても「懐具合」との相談ということになりそうですけどね。

 

ちなみに240Hzのゲーミングモニターもあるみたいですが、それ以上は人間が認知(180Hzが限界らしい)できないので、Hzの高いゲーミングモニターを購入するにしても、144Hzで問題ないんですって。

 

応答速度

 

同じリフレッシュレートでも、応答速度が違うとブレが生じ若干ながら残像が残るという現象がおきます。

 

例えば、リフレッシュレートが同じ60Hzですが、応答速度がそれぞれ「5ms」と「1ms」の2つのモニターがあった場合、5msのほうが1msよりも残像が残るという事です。

 

これは、グラボから送られてくる画像の情報が1msよりも遅く送られてきますので、5msの方に遅延が生じる結果になります。

 

また、グラボの処理が早くてモニターの対応が追い付かない場合、ティアリングという画像が乱れる(ズレる)現象が発生します。

 

ただ、ほんの一瞬わずかですので、そこまで気にならないのではと思いました。

 

こういった現象は、特にFPSゲームをしていると影響を受けやすい(らしい)ので、応答速度の速い、ゲーミングモニターを選ぶといいですね。

 

 

 

パネルの種類

 

モニターには3種類のパネルが使用されています。

 

 

・TNパネル:発色の良さはそれほどでもないが、高速処理が可能
・IPSパネル:発色の良さ、視野角の広さ
・VAパネル

 

とあり、ほとんどのゲーミングモニターは、TNパネルを採用していて、次にIPSパネルがあります。

 

VAについては、調べる前に面倒になったので、今回は記載してませんです。

 

TNパネルに比べIPSパネルは、もっとも美しく映像を表示することができますが、高価になります。

 

ですので、価格を抑えて性能のよい(Hzが高い)ゲーミングモニターを選ぼうとすると、TNパネルになるんですね。

 

IPSでゲーミングモニターとしての性能を持つ、IPSパネルのモデルは存在しますが、高価でゲーミングPCが買えるぐらいになってしまいます。

 

よほど余裕がある以外は、TNパネルを選択し、PCの方にお金をかける方がいいかもしれません。

 

私の購入したモニターは、IPSパネルなのですが、FPSゲームのように画像の乱れがシビアに影響するゲームはしませんし、映画もよく観ますので、視野角が広いと楽な姿勢で観やすいのでIPSパネルのモニターを選択しました。

 

その他機能

 

私が、モニターを購入する時に意識した他の機能としては、画面のちらつきを抑えるフリッカーフリーと、ブルーライト軽減です。

 

この2つは、あったほうがいいなと思う程度だったのですが、購入したモニターにフリッカーフリーも、ブルーライトの軽減機能もついていました。

 

ゲームをする場合は、特に長時間モニターを見続けることになるので、目の疲労を抑える機能はあるほうがいいでしょうね。

 

 

モニターとPCの接続方法

 

FPSとHzに影響を与えることとして「接続方法」があります。

 

HDMI
DID-D
D-Sub
Display-port

 

と、いった接続ケーブルの名前を聞いた事があるはず。

 

これらの接続ケーブルには、バージョンがあるものもあります。

 

例えば、HDMIなら

 

HDMI1.4 1920×1080=120HZ

 

 

HDMI2.0 1920×1080=144Hz

 

といったもので、それぞれのバージョンによって、出力できるリフレッシュレート(Hz)に違いがあります。

 

パソコンやモニターのスペックに合わせて接続に使用するケーブルのバージョンも確認しておくようにするといいですね。

 

まとめ

 

基本的にHzの高いTNパネルがお買い得となり、IPSパネルも画質が綺麗なので欲しくなるかもですが、ゲーミングモニターの性能にも重視する場合は価格が上がる。

 

ゲーミングモニターとして性能を追求するなら、TNパネル。
ゲームもするけど、映画も楽しみたい等といった場合はIPSパネルを検討してみるといいかもですね。

 
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